事務長が現場で直面する課題を主人公「あたる」が試行錯誤しながら乗り越えていく物語。
事務長の仕事とは?
事務長とはどうあるべきか?
病院で働く事務長の奮闘記です。
第1章 タヌさんとイタさん
事務長は何でも屋では無い?
「あたる君~、ちょっと来て」
3階病棟担当のあたる、院内電話で御稲荷医事課長に呼出される。1階の御稲荷医事課長のデスクへ行ってみると紙資料を指差す。10日締めのレセプト請求が終わり、先月の総売上が出たのだ。
第2章 ツルさん
事務長はスペシャリスト?、特殊能力者?
「いや~びっくりしましたよ、面接で御稲荷さんが居るなんて」 (あたる35歳)
「私も、応募であたる君が履歴書送って来た時、わぁ~って、でも当日までは黙っておこうって。」
第3章 ツルさんとクマさん達
事務長の基本って何?
「お、ツルさん今日は若い子連れてきたね」
「やあクマさん、ウチに新しく入った医事課長補佐だよ」
「よ、よろしくお願いいたします」少し緊張気味のあたる。
第5章 カバさん
巨大グループの事務長
「あたる君、今日が最終出勤日ね。ウマソウ(馬橋総合病院)に来てまだ2年、私の後釜で引抜いたのに!」
「すみません、御稲荷課長。妻の百江が私の代わりをしますので」
第8章 再び二階堂さん
ダブルワークは良いのか?
「當さん、ダブルワークについては、どう考えてますか?」
あたると御稲荷は久しぶりに二階堂本部長に呼ばれて会食。
「就業規則に則るしか無いのかな?と思います」